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豊中市
山本内科クリニック 内科・消化器内科・循環器内科・呼吸器内科

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私が内科の医師になった訳

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■医師動機:

なぜわたしが医師になったか。よくある動機だと思いますが、私の場合、幼少の頃の入院経験が大きかったと思います。
おそらくそれは4〜5才くらいの出来事だったと思いますが、その日、友人と遊んでいた私は当時、流行っていた駄菓子さん でお菓子を買って食べ、付近を探検と称して散策して遊んでいました。当時、私が住んでいた大阪南部の松原市には田んぼが たくさんあり、子供のよい遊び場所になっていたのです。そのうち辺りは暗くなり、友人とも別れ、家に帰りました。帰宅して、 しばらくして待っていたのは今まで経験したことのないほどの強烈な腹痛でした。
あまりの痛さに泣きながら、すぐに病院に連れていかれました。「早くついてほしい…」普段は近い病院が非常 に遠く感じました。病院につくと、すぐに入院となりました。入院後、何をされるかと思っていると、何度も何度も浣腸される ではありませんか。小さかった私には、なぜ浣腸を何度もされるのか分かるはずもなく、ただただ何度も何度も行なわれる浣腸 に耐えていました。
これは後々、教えてもらったのですが、私の大腸には何かがつまっていたのでした。 しかし、何がつまっているのかは当時の検査方法では分からなかったようです。治療方針については医師の間でも いろいろな意見があったらしく、小児科の先生は「お腹を切らずに浣腸で出してしまおう」という意見でした 。対して、外科の先生は「開腹してみて腸を切ろう」という意見だったようです。 そんなことを当時の私が知るよしもなく、ただひたすら腹痛に耐えながら、何度も浣腸されていたのでした。
そして、ついに本当に最後の浣腸がきたようです。何度浣腸しても効果がないので今まであきらめずにきた小児科の先生も、 ついに最後にしたようでした。先生から「最後の浣腸です」ときいて何も知らない私はもう浣腸をしなくてよいと知り、 (その後に手術が待っているのも知らずに・・・)やっと解放されてうれしいなと思ったのを覚えています。ところが、最後の浣腸を受けるとお腹から 何かが出ていくような感覚がありました。そうしてついに黒色の長方形のものが出てきました。出てきた瞬間、 お腹の痛みがうそのように消え、また看護婦さんの「出た、出た、よかった。」という声が聞こえてきました。 そして、ついにつまっていたものが分かりました。わたしも忘れていたのですが、昼間に駄菓子屋さんで たべた昆布でした。(今も¥100円で販売しています。) どうやら、昆布をかまないでまるごと食べたので、お腹の中で水分を吸って 膨張して腸につまっていたのでした。
その後は、あっけなく退院となりました。これが私と医療との初めての出会いでした。本来ならすぐに切られていた お腹が小児科の先生がかんばって下さったおかげで切らずにすんだようでした。「切られなくてよかったなぁ」とあとあと大きくなってから聞かされた私は思い、 小学生の時から医師、それも切らないでなんとかしようとする内科医になりたいと思うようになりました。 当然、世の中には切らなければ直らない病気も存在しますので、外科は当然大事(外科の先生、すみません…)なのですが、 わたしの中では内科医がヒーローだったのです。その思いで内科系の医師になろうと思い、現在に至っています。


■医師になってみて:

私は24才の時に医師となり研修医としてスタートしましたが、例にもれず、経験不足ということもあって 、最初はあまり役にはたちませんでした。患者さんが抱える病気の病態を把握するのも大変でしたし、(これは当然のことですが…) 患者さんは生身の人間ですので一人一人、性別、年齢、体力、気力、周囲を取り巻く環境、性格も異なります。 特に異なるのは患者さんの性格で、同じ病気であっても、その人その人により病気に対する考え方がまったく異なり、 果敢に病気と戦う患者さんもいましたし、不安に感じてしり込みしてしまう方もいらっしゃいました。 とことんまで治療してみたいと考える方もいれば、あまり積極的な治療を望まない方もいらっしゃいました。
世の中、いろいろな病気があることは学生時代に教科書で学んでいましたが、実際に医師として働いてみて患者さんを診療 してみると、その病気の多様性もさることながら、患者さん自身の性格の多様性に驚かされる毎日でした。その思いは10年以上経た今でも変わっておりません。今回、医院を開設しましたが、「かかりつけ医」 として、単に病気だけをみるのではなく、患者さんの人となりも考慮した上で、診療したいと思っています。

■山本内科クリニック:

最近、「かかりつけ医」を持ちましょう、といわれています。大きな病院と小さな医院が協力して、お互いに足りない ところを補い合い、地域医療に貢献しようというものです。私は内科医ですので、「地域のかかりつけ医」として、 内科系の病気について患者さまの背景にも合わせて、真摯に診療いたします。
また、院内には(小さいながら…)キッズスペースももうけてありますので、活用していただけますと幸いです。
わたしは今まで大病院におりましたが、今後は、地域から必要とされる「かかりつけ医」をめざしておりますので、 老若男女とわず、私でよければ、みなさんの「健康の相談」にのらせていただきたいと思います。もし、必要があれば、 しかるべき病院と適切に連携いたします。
今後、長きにわたり、「地域のかかりつけ医」としてみなさんの「健康の相談役」として頑張りたいと思っています。 私はまだまだ若輩者ですが、末永く、宜しくお願い申し上げます。